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[レビュー2000年02月21日に発表された 

処刑人

The Boondock Saints

ねこ、かわいそう

あらすじを読んで、もうちょい笑える映画を想像していたが、いやはや痛いのなんのって。神の啓示を受けるシーンもわかりにくく、痛快さが足りない。いや、痛快は痛快なんだけど、もっと痛快になれるような気がしてならない。

飛ばしているのはデフォー。宗教的に見ると、処刑人となったマクマナス兄弟より、男色家のスメッカーの方が地獄に近いのかも? それゆえスメッカーは兄弟を告発できないわけだが、そのへんの葛藤より、熱烈なディープキスの方が印象に残ってしまう。やりすぎだよ、デフォー。

悪人を処刑する映画は多いが、復讐だったり、正義感に基づくものばかり。神の啓示で行動を起こすパターンは新鮮だ。兄弟は主張する。おかしいのは自分たちではなく、なにも感じない民衆の方だと。テロリストのような主張だが、エンディングで民衆が少しずつ呼応していくのがおもしろい。
世界は、こんな風に変わるのかもしれない。あるいは、こんな風にしか、変えられないのかも?

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