レビュー  2000年04月07日  に発表された 

ロンドン・ドッグス
Love, Honour and Obey

3ツ星

「イタリア語でなんか言ってみろ!」

あらすじ

ジョニーは平凡な郵便配達夫だったが、刺激のない日常にうんざりして辞職、親友ジュードの口利きでギャングの一員になった。最初の仕事に成功したジョニーは、もっと悪いこと、過激なことを求めるが、ギャングライフは平穏そのもの。業を煮やしたジョニーは、隣接するギャング団との抗争を引き起こす。


ついに銃撃戦や暗殺に発展するが、ふいにボスたちは活動を休止。がっかりするジョニー。後日、ジョニーはボスに呼び出され、すべての企みを暴かれ、射殺された。またジョニーの挑発に乗って過激な行動を繰り返した隣接するギャングの新参者も射殺。
ギャングたちは平穏な日々を取り戻した。

「レザボア・ドッグス」に引っ掛けた邦題と、ふざけた内容から、駄作を覚悟していたが、ラストが意外で、しかし納得できて、おもしろかった。歌って、飲んで、騒ぐだけのギャングたちだが、生存を脅かす敵を見つけ出す感覚は鋭敏だった。逆に言うと、その感覚が鈍い主人公は真のギャングではなく、当事者意識、現状認識に劣った一般人だったわけだ。

抗争がはじまって、死者も出ているのに、ボスたちは協調し、真相を見つけ、手打ちを導き出した。ふつうの政治家なら、破滅するまで総力戦を指示し、なにもかも終わってから、「止められなかった」と述懐するところだ。実際のギャングがどうかは知らないが、ギャングはすごいって思える。

とはいえ映画のほとんどすべては下世話なコミカルシーンで、少々、疲れた。最後まで鑑賞できたのは、吹き替えがよかったから。吹き替えの効果は大きい。

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