マイナーだけど、おもしろいSF

スターマンはジェニーの家で、スコットの髪の毛から遺伝子情報を読み取って、スコットそっくりの肉体を手に入れる。ここがよくわからず、序盤は混乱した。よく考えると、たまたまコピー元が死んでいたからいいようなものの、生きている人をコピーしていたらどうなっていたことやら。まぁ、そのへんはどうでもいい話。

宇宙の彼方から訪れたスターマンと、車に乗って旅するというコンセプトがおもしろい。スターマンはいくつか奇跡を見せるが、それは所持する球体に依存するようだ。回数制限があるのかもしれない。さりげないところに演出が光る。
スターマント科学者の会話がよかった。スターマンは地球人類を、「知性があるのに野蛮なのは君らだけだ」「最悪のとき、最大の力を発揮する」と賞賛する。スターマンの世界は理性的だが、歌やダンスと言った活力を失っているらしい。このあたりも想像すると楽しい。
気になるのはジェニーの懐妊。遺伝的にはスコットとの子どもになるが、星の彼方の知識を継承しているとか。これほど楽しみな子どもがいるだろうか? 勝手に続編を妄想して、興奮しちゃうよ。

『E.T.』や『未知との遭遇』のような派手さはないが、じんわりおもしろかった。

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