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[レビュー2009年03月17日に発表された 

テケテケ2

TEKETEKE 2

こういうものを見たかった

あらすじ (結末まで)

玲子はまっすぐした性格の女子高生。そのため、いじめっ子グループに目をつけられ、陰湿な嫌がらせを受けていた。追い詰められた玲子は、テケテケを利用した復讐を思いつく。1人また1人と女生徒がテケテケの餌食になった。残ったメンバーも玲子の関与を疑うようになった。
玲子の親友だった菜月が問い詰めると、玲子はあっさりテケテケを使っていることを認めた。菜月は玲子を止めるため、テケテケの情報を集める。被害者の共通項はわかったが、対抗策は見つからない。
いじめっ子グループは玲子と決着をつけようとするが、全員テケテケに殺された。玲子は菜月を憎むことができず、テケテケに殺されてしまう。菜月は襲い来るテケテケに呪文で追い払うが、テケテケと化した玲子に殺されてしまった。

(おわり)

『テケテケ』と同時公開された続編。1作目の1年後であり、登場人物も共通しているが、切り口が異なる。
ジャパニーズ・ホラーはアイドルを起用するため、おのずと主人公は女子高生で、舞台は学校になる。すると必然的に、イジメが描かれる。陰湿なイジメでストレスをため、心霊現象が報復してくれるならいいが、多くの場合はウヤムヤにされる。
だが、本作はちがった。クソ生意気な女子高生どもは、次から次へと真っ二つにされる。テケテケは早いので、逃げたり悲鳴をあげる余地がない。ズババババッサリ! いいね。これだよ、これ。こういうのを見たかったんだ。

しかし状況はよくわからない。テケテケはどうして女生徒を襲うのか? 玲子はどうやってテケテケを使役しているのか? 名前の部首によるターゲット選択という仮説は正しいのか? 腑に落ちない点が多いが、まぁ、瑣末なことか。

テケテケの実在が明らかになったときの会話がよかった。
「(殺人は)やめて」
「じゃぁ止めて。私のこと、止めてよ」
テケテケを使った殺人なんて法的に立証できっこない。またテケテケを食い止める方法もない。となれば玲子を殺すしかない。ここが軸線になったら最高だね。

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