レビュー  1993年06月18日  に発表された 

ラスト・アクション・ヒーロー
Last Action Hero

3ツ星

現実は悪玉が勝つ世界

アクション映画そのものをコメディにした作品。お約束ネタが満載でおもしろいんだけど、よくこんな映画を撮れたなと感心する。アクション映画俳優に引導を渡すような映画である。出演できるのはシュワルツェネッガーかスタローンくらいだろう。

ストーリーは散逸的で、テンポがよくない。しかしコメディだから、追求しても詮無きことだろう。印象に残ったのは、ジャック・スレイターが現実世界を「悪玉が勝つ世界」と称したところ。ヒーローは銀幕の向こう側の存在で、こちら側にはいない。考えてみると恐ろしい話だ。

興行的には失敗したようだが、映画史に残る作品になるだろう。映画のお約束を語るとき、まず見なければならない作品なのだから。

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