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[レビュー2013年11月19日に発表された 

Calm Time (PC)

Calm Time

粗いけど、好き

あらすじ

主人公は町から離れたコテージに住む男。ここでは静けさが法律だ。
ある夜、彼の屋敷に数名の若者が訪れ、パーティを始める。彼は客のひとりを誤って刺し殺してしまう。

無料配布のFPSホラーアドベンチャー。背景やオブジェクトはローポリゴンだし、キャラクターはぺらぺらの二次元だが、演出のおかげでドットの向こうにリアルな情景が見えた。
誤解を解くため客たちを追っかけていたはずが、いつしか嬉々として客たちを始末しまつしている。みんな死ねば、静になる。冒頭のメッセージが頭をよぎる。イベントシーンによらず、プレイヤーの気持ちを変えてしまうのは驚きだ。

地下室の貞子はなんなのか? 正体はわからないが、いろいろ想像してしまう。貞子は主人公に殺されたのか、貞子が主人公を操っているのか? あるいはその両方か? ぞくぞくする。

コテージはさほど広くないが、探索はそれなりに手間取る。そのため緊張感が損なわれたのは惜しい。1時間足らずでクリアできるが、30分くらいに刈り込んでほしい。客たちの反応が画一的なのも物足りない。

連続殺人の視点を体験できたのはおもしろかった。しかも無料だ。こういう作品がこれから増えてくれるとうれしい。

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