レビュー  2009年11月09日  に発表された 

運命のボタン
The Box

2ツ星

115分は長すぎる

生活水準を落とせなかったばかりに、すべてを失うことになったのは皮肉だ。自分の周囲でなければ不幸があっても気にしない独善性は、現代にも通じる。60年代を舞台にする必要はなかった。
基本的なプロットは素晴らしいが、このネタなら30分が限界だろう。障害のことも、不審な学生も、宇宙開発も、超常的な体験も、まったく必要ない。

ついにで言えば、キャメロン・ディアスも物語に合わない。トレードマークの笑顔は封じているが、真正面から顔を映したり、障害者への愛を語るのは異様だ。彼女が悲劇性を高めたせいで、物語のテーマがぼけた。「こんなことになるなら、貧乏でよかった」と悔やんでほしかった。

現代の高層マンションを舞台にして、隣人同士がボタンを押し合って死んでいく方が、プロットを活かせたと思う。

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運命のボタン