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[レビュー2008年12月23日に発表された 

うる星やつら ザ・障害物水泳大会

Uruseiyatsura OVA The Shougaibutsu Suiei Taikai

やむを得ないか

高橋留美子展(原画展)向けに制作された復刻アニメ。より多くのキャラクターを登場させるため、いくつかの原作エピソードをつなぎ合わせている。ストーリー的なおもしろさはない。あたるの無差別ナンパも、ラムちゃんの嫉妬電撃も、ガッチガチのワンパターン。テレビアニメのもっとも駄目な時期を再現しているようだ。
オリジナルエピソードを見たいところだが、原画展のためにストーリーを考えるのは難しいし、場に合わないか。そう考えると、いつもの彼らを、いつものように描くのはやむを得ないか。

『うる星やつら いつだってマイ・ダーリン(1991)』につづき、色指定の変化に戸惑う。なんでこんなに明るい色なの? 女の子の顔立ちや身体のラインは、ぐっと魅力的になっているが、あまり心が揺れない。往年のファンには、水が合わないようだ。

昔のアニメを、今のセンスで作るのはいいのだが、なつかしいねで終わってしまうのはもったいない。ストーリーにも、今のセンスを加えてほしい。

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