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[レビュー2008年11月21日に発表された 

ボルト

Bolt

ピクサーじゃないのか

ディズニーのCGアニメは駄作が多かったが、本作はちがう。プロットは『101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険』(2003)そっくりだが、ボルトが自分の素性を受け入れ、成長するドラマは素晴らしい。

間違ったやり方で行き詰まり、自分自身を変えて、元の鞘に収まることをゴールにしない。そのスタイルはピクサーそのもので、『トイ・ストーリー』(1995)のバズを彷彿させる。と思ったら、製作総指揮はジョン・ラセターだった。なるほど、これはディズニーアニメじゃなかった。

ペニーのマネージャーがいいね。厄介事を「ピンで止めよう」といって誤魔化すのは、だれかモデルがいるんだろうか。
物語の制作現場は犬の気持ちも踏まえて作っていたが、マーケティング結果によって路線変更を余儀なくされる。なかなかシュールだ。業界にいるかぎり、安息はありえないのだ。
ミトンズ、ライノは、ディズニーらしいマスコットキャラで、バズに対するウッディほどの魅力はなかった。声優も今ひとつ。そんな感じ。

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