ドラゴンへの道 / 最後のブルース・リー ドラゴンへの道 猛龍過江 | The Way of the Dragon

1972年 外国映画 3ツ星 アクション

「おまぃわぁ〜タンロンがぁ?」

ローマで中華レストラン「上海」を経営するチェンは、ギャングに嫌がらせを受けて困り果てていた。香港から弁護士の助っ人を呼び寄せるが、やってきたのは明るい青年タイ・ロンだった。タイ・ロンは言葉も不自由だが、武術の達人だった。

有名な作品だが、鑑賞したのは2011年。なるほど娯楽映画のツボを押さえている。おもしろい。本作のブルース・リーは抜けているので、いささか物足りない。なんとなくジャッキー映画のような印象。ここが原点かも。

透けて見えるのは70年代の中国人の鬱積した感情。80年代は眉をひそめていたが、世界第2位の経済大国になって噴出したわけか。

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