レビュー  1965年03月02日  に発表された 

サウンド・オブ・ミュージック
The Sound of Music

4ツ星

陰鬱な時代を、軽やかに生きる

2011年、池上彰の解説でリマスター版を鑑賞する。お気楽なミュージカルと思っていたが、歴史や人間ドラマがきちんと描かれており、おもしろかった。実話をもとにしているが、大幅な脚色があることも、池上彰の解説でわかった。映画の楽しみを深めてくれる解説も久しぶりだ。

劇中、妙に気になったのはエルザ男爵夫人。トラップ大佐を虜にするため、マリアをやんわり放逐するところは生々しい。さらに後半、見込みなしと察して身を引くところもすごい。もし結婚していたら大変なことになっていただろうからね。

余談だが、本作では規律を重んじる親との対話が前半のテーマになっているが、25年後の『キンダガートン・コップ(1990)』では自由すぎる子どもたちの教育がテーマになっている。世の移り変わりは早い。

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