ハリー・ポッターと謎のプリンス Harry Potter And The Half-Blood Prince

2009年 外国映画 3ツ星 ファンタジー 主人公は子ども 学校

最終決戦に向けた準備編

例によって映像はすごいが、1本の映画としてのまとまりは弱い。総集編を見ているようだ。今回は敵の正体がわかったところで終わっちゃうから、いつも以上にもどかしい。

ハリー・ポッターの映画は細かいエピソードの積み重ねで成り立っている。いくつかのエピソードは、なぜここに挿入されるか理解に苦しむ。ばっさり切り落とした方がスムースになると思うのだが、原作ファンの期待があるから難しいんだろうな。結果として、ファンでない人には取っつきにくくなっている。原作を読めってことか。

誰にでもわかる楽しみ方がある。つまり、子どもたちの成長だ。第1作から10年も経ったんだね。だいぶ印象が変わったが、彼らの成長を観るのも楽しみの1つと言えよう。


ハリー・ポッター
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