レビュー  2010年09月04日  に発表された 

名前のない女たち
Namae no nai Onnatachi / Love & Loathing & Lulu & Ayano

1ツ星

AV産業を馬鹿にしている

原作はAV女優の素顔を赤裸々に描いたノンフィクションらしいが、映画はきわめてチープだった。
ヤクザに捕まった彼氏を救うため、AV女優が走って、戦う? ストーカーが撮影現場に乱入して大量殺人を起こす? 捕らわれた男を助けるためAV女優が走る? ストーカーが撮影現場に乱入して大量殺人を起こす? ノンフィクションを原作にして、これほどリアリティのないストーリーを作ってしまうのはいんちきだ。もとより架空のAV女優に無名の新人を起用した時点で、「名前のない女」が意図的に作られている。

借金苦でなくなくAV女優になったわけじゃない。流されてやっているだけなのに、仕事にプライドをもってしまうのは滑稽だ。これが本当に実情なの? 現場をいっさい取材せず、ただ想像で書いた脚本じゃなのか?

この映画は、AV産業を馬鹿にしている。AV女優に「かわいそうな女たち」、スタッフや事務所に「ずるがしこい男たち」、消費者に「精神異常者」というレッテルを貼ってるだけ。
なんの発見も感動もない映画だった。

 Googleで「名前のない女たち」を検索する
 Wikipediaで「名前のない女たち」を検索する
 IMDBで「Namae no nai Onnatachi / Love & Loathing & Lulu & Ayano」検索する

コメント (Facebook)

[ASIN] B0047734UK
思考回廊 レビュー
名前のない女たち