レビュー  1992年04月16日  に発表された 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
黄飛鴻之二: 男兒當自強 | ONCE UPON A TIME IN CHINA II | Wong Fei Hung II: Naam yi dong ji keung

3ツ星

単純だけど、単純すぎない

刃も銃も効かず、重力さえ無視する白蓮教徒。最初は、本当に魔法を使っているのかと思ったが、我らが黄飛鴻も同じくらい物理法則を無視するので安心した。コメディの低俗さは変わらないが、カンフーは前作以上。白蓮教徒との殲滅戦も大満足だが、布混使いとの一騎打ちもある。地味なところでは、黄飛鴻が火矢を蹴り落とすシーンがかっこよかった。

白蓮教徒は外国人排斥を掲げているわけで、幕末における攘夷論に通じる。妄信的な連中は結果的に国の災いとなる。悪い外国人ではなく、災いとなる憂国の士をやっつけるストーリーは興味深い。孫文を守り、海外に逃がすという使命も骨太だ。2作目の黄飛鴻も、西洋文明に驚いたり、些細ないことで怒るシーンがあって、なかなか好感が持てる。強く、賢く、優しいけど、やや子どもっぽい。いいキャラクターだ。

3部作中、もっとも楽しめると思う。

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱