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[レビュー2010年01月25日に発表された 

刀語 (全12話)

Katanagatari

まるでパズルのようなファンタジー

時代劇なのに現代感覚で話す登場人物たち。技量より理屈で決する対決。あらゆるものが対になった設定と展開。だれも望みを叶えられないエンディング......。
全12話を見終えたときの感覚は、なんとも形容しがたい。おもしろかったのか、物足りなかったのか。よく練られているのか、複雑すぎるのか。ただ言えるのは、ほかでは得難い体験だった。

アニメ視聴後に小説を読んでみたが、やっぱり小説の方が情報量が多い。各シーンの意味や心象を深く楽しめる。難読漢字が多いので、アニメの毛筆表示じゃ頭に入らない。
とはいえ、小説を読みながら頭に浮かぶイメージはアニメのもの。アニメの絵柄、声、動きは素晴らしい。長いセリフが多いので、あの手この手の演出を凝らしている。否定姫の扇子などは白眉であろう。

おもしろかった。こんな世界があったんだね。

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