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[レビュー2010年07月10日に発表された 

トルソ

Torso

トルソの話じゃなくなった

安定していたヒロコの暮らしは、やかましいミナによって乱される。ドラマの定石に従えば、ミナがトルソを発見することで次のステップに進むはずが、なにもなく共同生活は終わってしまう。これで映画の半分が無駄になった。
後半、トルソは置き去りにされ、都会で働く女たちの生き様がテーマになる。なんだ、こりゃ?
結局、トルソより射精する生身の男の方がいいのか? 他者を拒み、トルソを抱く女に幸福はないのか?

トルソが不健全であることは百も承知だ。男性ならアダルトビデオやフィギュアのようなものだ。不健全であっても、生きていく。そんな姿を描いてほしかった。

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