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[レビュー2010年08月21日に発表された 

Colorful - カラフル -

Colorful

心に響かない

主人公「ぼく」は誰なのか? 真の自殺に関与してるのか? プラプラの正体と目的は? 父と母、そして兄さんは、見えているとおりの人物なのか?
ミステリーと思って見たのはまちがいだった。生々しい現実も多少は描かれるが、本質的にはハートウォーミングの児童文学。ぎょっと驚かせる展開はない。

「ぼく」は真の人生をどう理解したのだろう? 「あんな女に惚れるなんて馬鹿だ」とか「母親の不貞なんて見て見ぬふりすればよかったのに」とか、そうしたコメントがあってもいいはず。復活後に母親を傷つけたのはまちがいなく「ぼく」なのに、そのことで母親と向き合わないのもずるい。クリティカルな部分をあいまいにして、なにが解決するだろう? 歯切れの悪い映画だ。

この映画、アニメで表現する必要はなかったね。

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