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[レビュー2010年09月25日に発表された 

君に届け (実写版)

Kimi ni Todoke (ME to You)

座右の銘は「一日一善」

おもしろかった。爽子はあまりに純粋なので、心に負い目があると正面に立てない。そんな爽子が少しずつ周囲を変えていき、爽子自身も成長する。殺人も魔法もないが、興奮してしまった。

意外に気に入ったのは、くるみ。彼女の行為は許されないが、美貌と知略の奥に潜んでいたのは、ひたむきな恋心だった。委員会のあとで風早と接するシーンが素晴らしい。

(ずっと好きだった風早に、自分の悪行が知られた。
 ……と思ったが、ちがう。爽子はバカ?
 まだ風早の恋人になれるかもしれない。
 いや、隠し通せるはずもない。もう無理だ。
 でもせめて、気持ちを伝えたい。
 今なら言える。今しかない!)

一瞬の沈黙に、彼女の葛藤が透けて見える。結果は敗れたが、風早に嫌われることはなかった。爽子の気遣いに感心する。だからこそ、くるみも変われたのだろう。

多部未華子のやぶにらみが素敵。

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