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[レビュー2009年12月25日に発表された 

シャーロック・ホームズ (ロバート・ダウニー・Jr主演)

Sherlock Holmes

アイデアは好きなんだけどキャラは弱い

シャーロック・ホームズをアクション映画にしようって発想はおもしろい。しかし表現は足りない。相手の弱点や周囲の様子を観察するのはいいけど、シミュレーションどおりに格闘戦が展開するとは思えない。格闘マニアの妄想と、どうちがうのか。
ストーリーも弱い。ブラックウッド卿のマジックは、映画1作目のネタにふさわしくない。『バスカヴィル家の犬』をヒントにするなら、まんま『バスカヴィル家の犬』でよかった。謎解きを一気にまくし立てるのも、取って付けたようで馴染まない。

ホームズとワトソンの同性愛的な関係が注目されたが、このへんも物足りない。冒険心旺盛なワトソンがホームズに引っ張られるのはわかるが、ホームズがワトソンという観客を求める理由がわからない。メアリー・モースタンと張り合うのも奇妙に見える。カッコ悪い。

ホームズ、ワトソン、アイリーン、メアリーのキャラクター、相関関係がしっかりしていれば、ストーリーの弱さも補えただろう。もったいない。

シャーロック・ホームズ
-1970s
1980s
新シャーロック・ホームズ
2000s
2010s
ハリウッド版
BBC SHERLOCK
ゆっくり文庫

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