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[レビュー2011年07月15日に発表された 

Captain America: Super Soldier (Xbox360)

Captain America: Super Soldier

「特別じゃない」

『Captain America: The First Avenger』(2011)のゲーム化作品。安直なタイアップ企画じゃなく、作りはしっかりしている。映画を見る前にプレイしてしまったことが悔やまれる。
『バットマン アーカム・アサイラム』と同じく、ボタン1つでさまざまなアクションを解決できる。バットマンに比べ、できることは少ない。武器になるのは肉体と円盤だけ。特殊な能力も、ガジェットも、必殺技も、相棒もいない。ストーリーも一本道。とにかくシンプルだが、その分、迷わずに済む。キャプテン・アメリカのように、質実剛健なゲームだった。

キャプテン・アメリカの大柄な体躯がかっこいい。この肉体があればこそ、跳んだり跳ねたりのアクションに説得力がつく。シールドを投げたり、殴るときの音も印象的だ。地味なのに妙にくせになる。建造物、コスチューム、敵兵の武器や能力もシンプルで、味がある。飛び抜けた魅力はないが、安心して楽しめるゲームと言えるだろう。

超人血清でヒーローになったキャプテン・アメリカは、もちろん特別な人間なんだけど、本人は自分を特別と思っていない。与えられたものでやるべきことをやる。映画を見たあとだから、言葉に説得力がある。こんなリーダーに尽くしたい。最後の最後で、感動してしまった。


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