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[レビュー2011年10月15日に発表された 

電人ザボーガー (劇場版)

KARATE-ROBO ZABORGER / Denjin Zaborger / Electroid Zaborger

愛はあるけど、品がない

まさかの映画化。大門豊をお笑い芸人が演じると聞いて、あんまり期待せずに見たけど、思っていたほど悪くなかった。と同時に、思っていた以上にダメだった。

最新のセンスと技術で生まれ変わったザボーガーはかっこいい。主題歌が流れると、条件反射のように盛り上がる。2部構成にしたことや、守るべき存在が悪となる展開もおもしろい。オリジナルからの引用も多く、クレジットで元ネタになったシーンを流すなど、オリジナルへの愛が充ち満ちている。

しかし演出が下品すぎる。ギャグが滑るだけならまだしも、荒唐無稽な行動が目につくようになり、後半はコメディ映画になってしまう。コメディタッチでシリアスなドラマを描くのではなく、コメディタッチでシリアスなドラマをぶち壊している。台無しだよ。

ザボーガーを馬鹿にしているわけじゃない。ただこれが、監督の愛し方なんだろうな。そこに文句をたれても仕方ないが、私はもったいないと思った。

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