STEINS;GATE(シュタインズゲート) (全24話) STEINS;GATE
2011年 アニメ 5ツ星 SF タイムトラベル メイドこれだよ、これが見たかったんだ!
序盤はだるい。ストーリーの方向性が見えないから、岡部倫太郎の幼稚さにうんざりする。私は「食堂の男」を知らなかったので、ただの異常者にしか見えなかった。ところが中盤以降はぐんぐん引き込まれた。「ジョン・タイター」の逸話をはじめ、いろんな要素をうまく絡めている。タイムマシンの実現より、結果を検証する能力(リーディング・シュタイナー)が重要になるのは驚き。タイムマシンを「情報の伝達」にしたのもいいね。新しい発想なのに、当たり前のように納得できる。タイムトラベルを題材にした作品は多いが、これを見たかったんだと思わせる。
1つずつ伏線が回収される構成も見事だが、それ以上にうれしいのは、そこから「どうするか?」を問われるところ。女の子たちの思いを犠牲にして、前に進むべきか、否か? その判断が重い。ストーリーにおいて重要なのはトリックや設定ではなく、人間の決断なのだから。
STEINS;GATE シュタインズ・ゲート
- 2011 STEINS;GATE(シュタインズゲート) (全24話) ... 後半の盛り上がりがたまらない。
- 2013 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ ... チト駆け足。
- 2018 シュタインズ・ゲート ゼロ (全23話) ... 終わらない青春。
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