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[レビュー2011年04月05日に発表された 

STEINS;GATE(シュタインズゲート) (全24話)

STEINS;GATE

これだよ、これが見たかったんだ!

序盤はだるい。ストーリーの方向性が見えないから、岡部倫太郎の幼稚さにうんざりする。私は「食堂の男」を知らなかったので、ただの異常者にしか見えなかった。ところが中盤以降はぐんぐん引き込まれた。「ジョン・タイター」の逸話をはじめ、いろんな要素をうまく絡めている。タイムマシンの実現より、結果を検証する能力(リーディング・シュタイナー)が重要になるのは驚き。タイムマシンを「情報の伝達」にしたのもいいね。新しい発想なのに、当たり前のように納得できる。タイムトラベルを題材にした作品は多いが、これを見たかったんだと思わせる。

1つずつ伏線が回収される構成も見事だが、それ以上にうれしいのは、そこから「どうするか?」を問われるところ。女の子たちの思いを犠牲にして、前に進むべきか、否か? その判断が重い。ストーリーにおいて重要なのはトリックや設定ではなく、人間の決断なのだから。


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