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[レビュー2010年01月07日に発表された 

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド (全12話)

Dance In The Vampire Bund

肌をさらすな

吸血鬼が合法的に租借地を得る。そのアイデアは素晴らしい。本作でもっとも興奮したのは、政治的な駆け引きだった。紳士的にコトを進めるが、実力行使も辞さない。為政者、かくあるべし。

反面、それ以外の部分──主人公アキラとのロマンスは、甘ったるくて楽しめなかった。アキラは小物すぎる。まぁ、ミナは万能なので、そんな小物を愛してしまう欠点があっても許される。許されないのは、アキラの態度。寵愛を受けているとはいえ、神祖にため口はないだろう。

本作はライトノベルの王道を歩いている。主人公は記憶喪失の特殊能力者。モテモテなのに鈍感。気合いだけでトラブル突破。傷つけば周囲に慰められる。ミナの苛烈な世界に比べ、なんと甘ったるいことか。

あと1点。オープニングしかり、変身後しかり、ミナは肌を露わにしすぎる。高貴な人はあまり肌を見せない方がいい。

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