現代の主役 ウルトラQのおやじ Ultra Q's Dad
1966年 特撮 3ツ星 #ウルトラシリーズ ドキュメンタリー実相寺レンズ越しに見る特撮の神さま
1966年に放送されていたドキュメンタリー番組「現代の主役」において、円谷英二監督が取り上げられた回。実相寺昭雄が演出したことで、まるで夢のような独特の雰囲気に仕上がっている。
正直、かなり聞き取りにくい。声が低く、抑揚がない。おまけに犬が吠えるような生活音も混じってる。しかし異様な長回しと、物陰からのぞき見るようなアングルで、その場で耳をそばだてているような気持ちになる。「ウルトラQ」にも通じる暗さ、不条理さ、虚ろさがたまらない。
M1号とラゴンが怪獣の将来について、円谷監督にインタビューするという趣向はおもしろかった。円谷監督はなんの気負いもなく、蕩々と信念を語る。やはり聞き取りにくいが、その佇まいから、なんとなく円谷監督の深さを知ったように思う。大人物とか、好々爺という意味ではない。彼は、奇人だ。
私はウルトラマンから円谷プロを知ったので、円谷監督は遠い人だった。この番組は、円谷監督の人となりを垣間見せてくれる。資料的な価値はわからないが、雰囲気だけで伝わるものがある。「ウルトラQ」が好きな人は見て損はないだろう。
最後に流れた手描きのテロップがよかったので、書き写しておく。
円谷さんは
あとひと月ほどで
65才を迎えるしかしなお
円谷さんは
くりかえしのきかない
本番一回だけの
危険にみちあふれた
特撮シーンに
自分を賭けている
青春こそ
本来くりかえしの
きかない
危険にみちあふれた
ものでは
なかったろうか円谷さんは
今日も生き生きと
存在しているウルトラQのおやじ
として
ウルトラマン | 昭和 |
---|---|
Q | |
マン | |
キャプテン | |
セブン |
|
平成セブン |
|
怪奇大作戦 | |
帰マン | |
A エース | |
タロウ | |
レオ | |
ザ☆マン | |
80 | |
キッズ | |
USA | |
G | |
パワード | |
ネオス | |
ゼアス | 平成第1期 |
ティガ | |
ダイナ | |
ガイア | |
ナイス | 平成第2期 |
コスモス | |
ネクサス | |
マックス | |
メビウス | |
WoO | |
SEVEN X | 大怪獣バトル&ゼロ |
大怪獣バトル | |
ゼロ |
|
ゾーン | 新世代ヒーローズ |
ギンガ | |
X エックス | |
オーブ | |
ジード | |
R/B |
|
ウルトラギャラクシーファイト | 令和 |
タイガ |
|
Z |
|
関連 | |
関連作品 | |
新世紀 | |
ウルトラキッズDVD | |
ダイジェスト | |
TIME-SLIP | |
ゲーム |