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[レビュー2011年04月15日に発表された 

ガールズ・ゾンビ

Girls Zombie

どーゆー映画にしたかったのか?

パッケージにはセクシー女優がゾンビどもに銃を向ける写真。キャッチコピーも「残念。あたし、喰えない女だよ」と挑発的だ。こりゃ、痛快アクションが見られるかもと期待したが、実際の主人公はヤクザの情婦で、状況に流されるだけだった。がっくし。

「どこにいたって、生きることは、地獄なんだよ!」

突然の説教に萎える。今回の災難だけでなく、ずっと以前から不遇の人生を歩んできたのだろうか? 殺し屋にも矜持や哲学があって、単純なサバイバルアクションから乖離していく。これはこれで悪くないけど、パッケージから期待する方向性じゃない。

セクシー女優を売り出したいなら、ゾンビサバイバルは不要だろう。731部隊が作ったガスなんて設定もわかりにくい。えぇい、面倒だ。自分なりにアレンジしてみよう。

妄想リメイク

ローラはチンピラの情婦(*1.彼氏)。仲間たちとヤクザの現金を奪うが、山中で仲間割れが起こり、男2名が殺しあう(*2.横恋慕していた仲間)。ローラは生き残るが、そのときケースからガスが噴出したことに気づかなかった。
ローラは山道を登ってきたヤクザたちに捕縛される(*3.ヤクザたち)。ケース回収のため、仲間割れが起こった場所にもどってくると、死んだはずの男たちがゾンビになって襲ってきた。銃弾は効かないし、咬まれるとゾンビになる。パニックになった。
ローラはゾンビに捕まって、犯されそうになる(*4.ゾンビになった彼氏)。窮地を救ってくれたのはヤクザが雇った殺し屋だった。殺し屋はローラに惚れており、この仕事で足を洗いたいと考えていた。生き残ったものは廃工場に逃げこむ。ゾンビが周囲を徘徊するため、神経が消耗する。
ヤクザが事務所に連絡してケースの中身が判明した。破損した魔法瓶に入っていたのは新種のウイルスで、人間を性欲ゾンビに変える効果があった。無差別に人間を襲って、男なら噛み付いて仲間にして、女なら果てしなく犯すそうだ。
ヤクザは女を餌にして脱出しようとするが、殺し屋が反対する。険悪なムードのまま夜になる。ヤクザたちはローラを助ける代わりに、その身体を要求する。ローラはやむなく受け入れた(*5.ヤクザたち)。しかし殺し屋が我慢できず、男たちを殺してしまった。
殺し屋とローラは方を寄せあって朝を待つ。ローラが身の上話をして、しんみりする。夢を見る(*6.過去の男たち)。
深夜、殺し屋が求めてきたのでローラは身を委ねる(*7.殺し屋)。よく見ると殺し屋は性欲ゾンビになっていた。ローラは殺し屋を撃ち殺して逃げ出す。
朝になった。ローラは新聞配達のおばさんを襲って、服を着替える。するとヤクザの後発隊と鉢合わせする。ヤクザたちはローラを探していたが、うまくやり過ごす。しかし肩を掴まれ、振り返るとヤクザもゾンビになっていた。ローラの戦いは続く。

(おわり)

(*)は濡れ場。こんなんでいいんじゃない。

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