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[レビュー2011年04月30日に発表された 

これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫

Koredeiinoda!! Eiga Akatsuka Fujio

これでいいわけがない

赤塚不二夫を単なる馬鹿として描くことに嫌悪感をおぼえる。私は赤塚氏の人となりを知らないが、実在の人物を描いた映画としての魅力に欠ける。赤塚氏が並外れた馬鹿だとして、そんな馬鹿だからこそ前代未聞のヒット作を描けたとか、そんな馬鹿に寄生する出版社の不誠実とか、そういう部分を描くべきだろう。

ドタバタとシリアスを交互に描いているが、ドタバタが多すぎる。赤塚氏を美化してほしいわけじゃないが、「バカな漫画を書く人はやっぱりバカなのね」で終わってしまうのは拍子抜けだ。むしろ、シリアスな側面ばかり描く方が、意外性があってよかったと思う。

浅野忠信も、堀北真希も好演している。それゆえ、脚本の弱さが惜しまれる。

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