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[レビュー2008年10月01日に発表された 

とらドラ! (全25話)

Toradora!

ラブコメの枠を越えるか?

ニコ生上映会で一挙鑑賞する。よくあるラブコメと思っていたが、キャラクターの個性がぶっ飛んでいて、おもしろかった。

個人的なお気に入りは、やっぱり実乃梨。ああいうびっくり箱のような女の子はたまらない。しかし竜児に惚れていたことが判明して、がっかり。竜児は高スペックなので、女の子が惚れるのも無理はない。つまり、なんだかんだで実乃梨もふつーの女の子だった。個人的には、実乃梨の本命は大河だと思っていたし、そうあるべきだ。
祐作もおもしろい男だが、鈍感なところが竜児とかぶっている。あの性格で鈍感なのは犯罪だ。川嶋亜美もきらいじゃないが、竜児に惚れた時点で魅力が失われた。

最大の問題はラスト。親の思いを踏まえた上で、竜児は進学するのだろうか? 竜児にはコレといった趣味や生き甲斐がないため、進学する意義が見出せない。
一方、大河も金持ちじゃなくなったから、人生設計を練り直す必要がある。竜児が家を守り、大河が外で働くというスタイルも悪くないが、大河にもコレといった趣味や生き甲斐がない。おまけに精神年齢が低いため、バリバリ働くのは無理そうだ。

まぁ、結婚を優先してもいいが、大河は家族をどこまで修復するつもりだろう? あの父親は切り捨てるべきだ。竜児の父親が今さら出てきても家族になれないように、駄目なものは切り捨てるしかない。
大河は父親の愛を得るため、父親より子どもっぽく振る舞っていた。ゆえに父親を捨てることで大河は大人になれると思うのだが、どうなんだろう? わがままな大河もかわいいが、しっかりした大河も見たかった。

ラブコメだから、結婚生活をリアルに想像できる必要はないが、あえて踏み込んだのだから、ちゃんと描いてほしかった。もどかしい。ラブコメとしては大満足だが、その枠を越えてもよかったと思う。

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