レビュー  2011年09月10日  に発表された 

トワノクオン 第四章「紅蓮の焦心」
TOWANOQUON Part 4

2ツ星

能力者はふつうの子どもなの?

イプシロン(瞬)の覚醒とファンタジアム・ガーデンの崩壊までを描いた第4章。ようやく物語が動き出したけど、こんなの第3章に詰め込んでもいいはず。

クオンが千年前の殺人で責められるのも奇妙だ。第3章の殺人犯が仲間になっていたら、どう反応しただろう? 子どもたちがイプシロンに敵意を向けるのも直線的だ。帰属集団に捨てられたものの悲しさや苦しみを想像できないのか? イプシロンは能力者がふつうの子どもであることに驚くが、私も驚いた。特殊能力に目覚め、秘密結社に殺されそうになり、親や社会に助けを求められない子どもが、「ふつう」であることは異常だ。

「旧人類vs新人類」という構図は、「大人vs子ども」、「邪悪vs正義」にすり替えられている。こんな単純でいいのか。第5章はどうなることか。

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トワノクオン 第四章「紅蓮の焦心」