レビュー  2011年10月20日  に発表された 

デッドアイランド / DEAD ISLAND (PC)
DEAD ISLAND

4ツ星

友だちといっしょにバナイ島へ行こう!

ストーリー
ACT1 観光区画

バノイ島でアウトブレイクが発生。風光明媚なリゾート地は一夜にしてゾンビが徘徊する地獄と化した。免疫をもつ主人公たち4名は、生存者たちを救援しつつ脱出方法を探す。

ACT2 市街地

一行は物資を求め、モーズビー街へ向かった。そこは沿岸部以上にゾンビの被害が大きく、生存者全員の救助は絶望的だった。一行は《無線の男》にワクチンを届けることで、ヘリコプターを手配してもらうことになった。《無線の男》の正体はホワイト大佐。海上の刑務所にいて、感染した妻を救うワクチンを求めていた。一行は刑務所にわたる方法とワクチンを求め、ジャングルに赴く。

ACT3 未開発地域

ジャングルの研究施設の指示で、原住民と接触し、イェレマという協力者を得る。ウイルスは原住民たちの風土病が突然変異したものらしい。やがてワクチンが完成するが、刑務所はゾンビの襲撃によって壊滅する。

ACT4 刑務所

一行は刑務所に渡るが、大佐に裏切られワクチンを奪われてしまう。囚人のケビンの助けを得て、ヘリポートで大佐と対峙する。ゾンビ化した妻に噛まれた大佐はワクチンを使うが、なぜか怪物に変貌した。
大佐を倒した一行は、ケビン、イェレマとともにヘリコプターで脱出する。

Ryder White's Campaign

ホワイト大佐はバナイ島で任務遂行中、ヘリコプターの墜落によってゾンビが徘徊するモーズビー街に取り残されてしまう。大佐はゾンビを撃退しつつ、刑務所に向かった。しかし妻エミリーはウイルスに感染。ワクチンを手に入れるため、囚人ケビン(=凶悪なテロリスト、カロン)の言いなりになってしまう。
やがて主人公たちが刑務所にやってきた。

雰囲気

南国リゾートとゾンビという組み合わせが素晴らしい。まばゆい日差しを浴びながら、水着姿のゾンビを粉砕していく。友だち4人とのマルチプレイだったから、プレイヤーチームがゾンビをタコ殴りにする場面が多かった。経験値をわかちあうため、みんなが蹴ったことを確認してから頭蓋骨をつぶすくらい余裕があった。
車で移動するときの、まったりした空気がたまらない。ゾンビが轢き殺される音を聞きながら、「リゾートに来たけど、大変なことになっちゃったねぇ」とつぶやく。いい思い出になった。

ゲームシステム

FPS視点のオープンワールド型ホラーアクションRPGなんて、初めて経験する要素が多く、驚きの連続だった。アイテム回収や頭蓋砕きで下を向くことが多いため、序盤はかなり酔った。またマルチプレイだとインベントリを見ている余裕がなく、興奮する分、疲れやすかった。まぁ、このあたりは個人的な話。
興味深かったのは、レベルに応じて敵が強くなること。おかげで最初から最後まで、ゾンビが一定の脅威になってくれた。マルチプレイではクエストの進行度も調整されるようだ。もどかしい点もあるけど、よく考えられている。RPGも進化したね。

設定・ストーリー

主人公チームを免疫保持者としたのはうまい。危機的状況で主人公チームだけ活動することが不自然でなくなった。しかしモーズビー街の下水道あたりをピークに、展開が粗くなる。ジャングル編はいい加減なクエストばかり、刑務所は驚くほど短く、制作途中でやる気を失ったような印象を受ける。事件の真相は Ryder White's Campaign でいくぶん明かされるけど、もうちょい本編に盛り込んでほしかった。なんにも知らない主人公チームがあわれで、カタルシスを損ねてしまう。
シナモイ(救援を待つ)か無線の男(脱出する)か? オペ族長(イェレマは危険)かイェレマ(害意はない)か? 囚人たち(安全と主張)か大佐(危険と主張)か? どっちを信じるかでストーリーが分岐したらおもしろそうだが、そこまで求めるのは酷か。

荒削りな部分もあるが、おおむね好印象だった。



Steam: Dead Island Definitive Edition

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