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[レビュー2004年04月09日に発表された 

ショーン・オブ・ザ・デッド

Shaun of the Dead

ゾンビより厄介な共依存

笑いのなかに、笑えない要素が混じっている。ショーンとエドの関係だ。どう考えても、彼女とのデートに友人を連れて行くのはおかしい。ましてや下品でニートのエドだ。ふつうは隠しておくだろう。おそらくショーンとエドは共依存の関係にあって、にっちもさっちもいかなくなっているのだろう。

映画はショーンとリズの恋に焦点を当てる。ショーンがリズと向き合うほど、本当の問題(エド)から目が逸れる。タイミングよくエドが問題を起こし、ショーンはいつものパターンにもどってくる。その繰り返し。リズが別れたくなるのも無理はない。エドもわざとやってるんじゃないか?
エドがゾンビになったことで、関係は再構築された。ぶっちゃけゾンビより三人の関係の方がおもしろかった。

個人的に痛快だったのは、ショーンを馬鹿にしていた若者がゾンビ従業員になったこと。ありえないことじゃない。私たちはなんにでも慣れてしまう。

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