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[レビュー2013年04月07日に発表された 

宇宙戦艦ヤマト2199 (全26話)

Space Battleship Yamato 2199

素晴らしいリメイク

旧作のいいところを残し、不自然だったところを大胆に再構築している。CG描画されたヤマトはかっこよく、艦隊戦は迫力があった。キャラクターは美麗だが、びっくりするほど動く。世界観やメカニックが刷新されても、旧作の「味わい」が残っている。音楽も効果音も泣ける。取捨選択のセンスが素晴らしい。スタッフの愛を感じる。いい仕事をしたね。

ガミラスの事情は興奮した。デスラー自身は寛大な同化政策を掲げているにもかかわらず、ガミラス人は植民地惑星の人々を二級市民として差別した。人々の不満は高まっているが秘密警察が弾圧し、かろうじて治安が維持されている。こうした内情は親衛隊によって伏せられてしまう。こりゃ、デスラーが退廃的になるのも無理はない。デスラーの物語を見たくなった。
先に攻撃したのが地球人であること、ヤマト内部にも危険分子がいること、そしてガミラスにも立派な武人がいることも、ストレートに楽しめた。

唯一の不満は、森雪の正体があいまいなこと。他人の空似じゃ納得できない。デスラーの半生も含め、外伝で補完してほしいところだが、逆に言えば、そのくらいしか不満がない。

最初から最後までおもしろかった。

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