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[レビュー2011年10月30日に発表された 

トワイライト・サーガ / ブレイキング・ドーン Part1

Breaking Dawn - Part 1

してやられた

前半はじれったい。挙式にこれほど時間を取られるとは思わなかった。駄目なわけじゃない。結婚への不安と緊張、娘を送り出す両親、刺激を受ける友だち、迎え入れる家族──。それぞれの思いがよく描かれている。こうした日常をていねいに描くことが、本作の魅力であることもよくわかる。よくわかるのだが、私は男だから、やはり手に汗握る派手な展開を求めてしまう。

そうした渇望は、終盤で一気に満たされる。えんえん引っ張ってからの炸裂だから、しびれるほど満たされた。映画が終わったとき、「してやられた」と思ったよ。やろうと思えば1本に集約できたであろう物語を、こんなところで分割するとは。してやられた。

これからどうなるのか、私は事前情報をもたない。ただジェイコブの未来を想像すると、猛烈にうらやましい。本当に、してやられた。


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