映画 怪物くん Kaibutsu-kun

2011年 日本映画 2ツ星 コメディ

製作費は約20億円!

ものすごーく金がかかっているのに、ものすごーくチープだった。子ども向けに作っているようだが、果たして子どもが喜んでくれるのだろうか? 怪物くん(大野智)は好演している。しかし3人のお供は影がうすい、というか、うざい。ストーリーは単純なのに、カタルシスに欠ける。とりわけデモキン(松岡昌宏)の乱入はひどい。

この映画の想定ターゲットはどこなんだろう? まぁ、出演者のファンのために作られたことはわかっている。お金を払ってくれるのはファンだけだから、ファンにサービスするのは当然だ。しかしここまで豪勢に作り込んで、ちゃんと回収できるんだろうか? それほどファンたちのお布施は巨額なのか?

なんだか、すごいものを見てしまった気がする。

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