[Edit]
[レビュー1972年12月12日に発表された 

ポセイドン・アドベンチャー

The Poseidon Adventure

リーダーの責任が重すぎる

あらすじ

大晦日の夜、豪華客船ポセイドン号は大津波によって転覆してしまった。天地が逆転したダイニングルームで、生き残った人々は互いに助け合い、救助を待つ。専門家である船員はここで待つべきと言うが、スコット牧師は子どもの意見を聞き入れ、船底からの脱出を試みる。

スコット牧師の苦難は、燃える厨房を通ることや、水没した区画に潜水することではなく、つねにリーダーの資質を示し続けることだろう。人々は恐怖や不安から、スコット牧師に疑念を投げかける。

「専門家じゃない」「子どもの意見を信じすぎる」「弱者の切り捨てを説教するような牧師だ」「展望がない」「保証がない」「大人数が向かう方向に進むべきだ」

スコット牧師が選択の正しさを証明しても、疑念はつきない。もし牧師が独善的になったり、だれかを切り捨てれば、グループは崩壊していただろう。それでも最終局面ではさらなる犠牲を強いられた。リーダーは本当に損な役回りだよ。本当に。

最後の難関は、スコット牧師も解決策を示せなかった。しかしグループがそのとき、その場所に、希望を捨てずにいたことで、チャンスを掴むことができた。天は自ら助くる者を助く。牧師が言ったとおりの奇跡だった。

本作はただ脱出するだけのパズルアクションではない。

Share

Next