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[レビュー2010年03月13日に発表された 

ロシアン・ルーレット

13

洗練された手順がおもしろい

あらすじ

病気の父と暮らす貧しい青年ヴィンスは、大金がもらえる仕事があると聞いて、ある館を訪れた。そこでは17人の男たちが輪になって前にいる人の頭を銃で撃つ、ロシアン・ルーレットの集団版が行われていた。これは大金を賭けるギャンブルになっており、ヴィンスはゲームへの参加を強制される。

ルールがよくできている。プレイヤーは頭上の電球を見ながら弾倉をまわす。弾倉や周囲を見るのを防ぐためだ。そして電球が消えたら発砲する。自分の頭を撃つ男が先に撃たれて、偶然生き残る可能性もある。頭部を撃たれて死ななかった場合は処分される。立てなくなっても椅子に座らせて続行。何度も繰り返して手順が洗練されているようだ。
あとはプレイヤーが自暴自棄になって、馬主を撃つ可能性がある。最初の一発は防げないが、馬主たちは撃たれる覚悟を持って参加してるんだろうか? そのへんも描いてほしかった。

何度も勝ち残って、主人公の顔つきが変わっていくのは興奮した。戦場に送り込まれた兵士も、こんな顔になるんだろうか? 最終的に主人公は生き残れるのか? 生き残ったとして、ふつうの生活にもどれるのか?
そうした興味をもって見ていたが、いきなり1対1のサドンデスになって愕然とする。最後の1人までやりあうと、次のゲームに支障が出るからだろうか? このあたりも描写不足。

そしてラストも拍子抜け。それがオチなら30分ドラマで十分だった。

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