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[レビュー2011年12月03日に発表された 

映画 けいおん

K-ON! The Movie

やっぱり「卒業」すべきだった

この映画をあれこれ批評するのは難しい。愛くるしいが、特別でない少女たちの、なんでもない卒業までの流れを、ていねいに、おもしろく、描いている。海外旅行は映画の目玉だが、すべてではない。ではなにがテーマだったのか? 主人公たちに苦悩や成長はあったのか? そうした尺度で測れない魅力を持っている。

テレビシリーズでも感じたけど、少女たちが同じ大学に進学してしまうのは不自然に感じる。「あー、楽しかったね」で、道をたがえる方が現実的だ。これじゃ少女たちも、私たちも、夢から醒めないではないか。醒めない夢は、もう夢じゃない。

驚いたのは梓が唯の熱愛を拒絶したところ。当たり前なんだけど、まさか明言するとは思わなかった。ここだけ、ちょっぴり夢から醒めた。

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