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[レビュー2011年02月22日に発表された 

ストリッパー・ゾンビランド

STRIPPER LAND

ちゃんと作られているが、それゆえ弱い

かの名作『ゾンビランド』(2009)のパロディ。しかしストリッパーとゾンビを組み合わせた以外はなぞるように展開するため、いささか飽きる。似れば似るほど本家『ゾンビランド』に叶わない部分が目立ってしまうからだ。

女性だけが感染し、発症するとストリッパーになると言う設定はよい。音楽に反応して踊り出し、お金に振り回される性質も笑える。彼女のたちはモンスターになったのか、本性が露見したのか、あるいは社会がそうさせているのか? 道中、ストリッパーゾンビに現代女性を重ねるような問いかけがあるが、あっさり流されてしまったのは残念。ここでオリジナリティを発揮すれば、ぐんと評価がアップしただろうに。

予算が少ないためか、移動は夜ばかり。しかし血しぶきや四肢が断裂するゴア表現は多い。とはいえ、ストリッパーのなめらかな肌が避けることに興奮するほどのクオリティはない。ストリッパーゾンビにもうちょい知性があればよかったのだが......。

登場人物が出身州で呼び合うのはよかった。細かいところでおもしろいが、全体的には物足りなかった。

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