レビュー  2012年04月13日  に発表された 

都市伝説の女 (全9回)
Toshidensetsu no onna

2ツ星

夢を追いかける、夢のないドラマだった

「都市伝説」+「刑事」+「ナイスバディ」で、どんなドラマを描くんだろうと思ったが、安直すぎて泣けた。ストーリーはともかく、キャラクターに魅力がない。若い女刑事が生足を見せようと、都市伝説オタクでもかまわないが、せめて優秀であることは示してほしかった。ドラマだから犯人逮捕は当たり前で、そこに至る過程で観察力、推理力を見せてほしかった。ラッキーガールじゃ腹ただしいだけだ。

『X-FILES』(1993-)のモルダー捜査官は、ああ見えて優秀な捜査官だった。スカリーと対比させることで、作品世界の常識が保たれていた。しかし音無月子のキャラクター造形に、そうした魅力(工夫)はない。常識人はバカで、主人公は正しいなんて、古いよ。
長澤まさみに罪はない。竹中直人の癇癪もうまい。悪いのは脚本、いや、プロットだろう。制作現場で挽回するのは無理だ。

結局、都市伝説は立証されなかった。と言うか、どうすれば「都市伝説の立証」になったのか? シンプルに妖怪ハンターでよかったのに。長澤まさみの無駄遣いである。

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都市伝説の女 (全9回)