レビュー  2015年11月28日  に発表された 

世にも奇妙な物語 25周年記念! 秋の2週連続SP 映画監督編
Yonimo Kimyouna Monogatari: Film Director Special

2ツ星

通算500話を超えたってさ

映画監督編とあるが、代表作の焼き直しが目立つだけで、あまり意味のない企画だった。2時間超えだが、テンポが悪いのも気になった。

[あらすじ] 何者かに殴られ、箱に閉じ込められた女性。スマホで通報するが、警察は疑わしい場所を見つけられず、捜査が打ち切られる。
[ネタバレ] 主人公は脳内出血で倒れ、そのときの衝撃から悪夢を見ていた。
[監督] 佐藤嗣麻子

[感想] 『[リミット]』(2010)そっくりと批判されたそうだが、それ以上に救いのないエピソードだった。意識不明の身内がいたら、そーとーな気分が沈むだろう。パクってもいいが、ストレスを与えるだけの作品は避けてほしい。ポー「早すぎた埋葬」を読み返すことをおすすめする。

幸せを運ぶ眼鏡

[あらすじ] ウェルサという特殊な情報端末(ARメガネ)を手に入れた主人公が、結婚相手を完璧にエスコートする。やがて主人公はウェルサに依存するようになる。
[ネタバレ] プロポーズ寸前、ウェルサの指示に従っていたことが彼女にバレ、窮地に陥るが、お詫びして、彼女の前でウェルサを破壊し、自分で選んだ指輪を送ることでプロポーズを受けてもらえた。しかしそれもウェルサの指示だった。ウェルサは、1,000万以上の貯金がある人に効率よくお金を使わせるためのシステムだった。
[監督] 本広克行

[感想] 同監督の『PSYCHO-PASS』(2012)のドミネーター(日高のり子)の声が聞こえて興奮するが、しゃべったのはユーザー認識だけで残念。その後の展開はオーソドックスだが、貯金を使わせるための施策というのは新しかった。彼女にいいところを見せようと奮闘するくだりは、『ときめきメモリアル』を見ているようだった。イマドキの若者のデートもこんな感じなのかね?

★妄想リメイク

ウェルサを開発し、送ったのは彼女だった。知識があっても行動できるとはかぎらない。条件をそろえることで、お相手の人間性を観察していたのだった。

事故物件

[あらすじ] 離婚して、娘とふたりでアパートに引っ越してきた女性。しかし娘の様子がおかしくなり、不気味なものが見えはじめる。
[ネタバレ] 娘はすでに死んでおり、彼女が見ていたのは罪の呵責による幻覚だった。
[監督] 中田秀夫

[感想] 同監督の『仄暗い水の底から』(2002)の焼き直し。娘がいないことは中盤でわかるので、あとは退屈だった。しかも娘の死因がよくわからない。なんとなく明るいラストだが、不安は拭えない。

バツ

[あらすじ] 主人公はしがない銀行員。ある日、自分の額に×印があることに気づくが、ほかの人には見えないようだ。その後、同じく×印がついた男性を見つける。彼は×印を死の予兆と考えいて、ほどなく急死してしまった。主人公は死を覚悟して、毎日を大切に生きていく。
[ネタバレ] その日、ありとあらゆる人の額に×印が浮かぶ。どうやら日本はウイルス流行で死滅するようだ。
[原作] 原田宗典「バツ(×)」
[監督] 山崎貴

[感想] オチだけ唖然。×印が浮かんでからの猶予や、×印がある人同士は互いの×印が見えると言ったルールもぶん投げちゃって、なにがなんだか。

嘘が生まれた日

[あらすじ] 主人公は嘘がない世界に生きていたが、あるとき、事実と異なることを言うコツをつかむ。主人公は友人たちにコツを伝え、三人で遊び呆け、この技術は「USO」と名づける。三人は水道水を幸せになれる水と嘘をついて大儲けする。
[ネタバレ] 詐欺によって傷つく人が出て、主人公はウソの効果に驚く。主人公は少女の傷を癒やすためにウソを使うと、警察にすべてを白状した。ウソは社会全体に広まって、ウソだらけになったが、以前よりおだやかになった。
[原作] 渡辺優平『ウソキヅキ』
[監督] 清水崇

[感想] 長いよ!

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