レビュー  2013年02月19日  に発表された 

メタルギア ライジング リベンジェンス (PS3)
METAL GEAR RISING REVENGEANCE

2ツ星

スピンオフとしては及第点

技術的可能性からスタートし、小島監督が投げ出して、協力会社が仕上げてくれた作品。小島監督は脚本を一行も書いてないそうだが、小島節が見事に再現されている。「ミーム」やら「規範」やら難しいキーワードを踊らせ、悲劇的な展開を連続させる。こうやってマネできるってことは、それだけ小島監督作品が個性的なんだろうな。

ヴィジュアルは高品質だが、ゲームの仕組みは従来のまま。見えない壁に阻まれ、条件を達成するまで移動できないことに驚く。鍵を探すとか、橋をかけるとか、障害物を除去するとか、そういった工夫を放棄しているところに、手抜きを感じるが、まぁ、凝るより完成を優先したのだろう。

ストーリーもいまいち。まず雷電の言動が幼稚すぎる。もともとそういうキャラだったけど、達人になっても幼稚なのは困るし、怖い。ブレードウルフに悪態をつき、戦う相手に惑わされて道を踏み外すとは情けない。人質を斬ってしまったのもがっかり。イケメンだけど、中身は駄目だ。
ジェットストリーム・サムも不気味だ。彼はなんのために戦い、雷電になにを託したのか? わかったようなことを言ってるけど、まるで重みがない。本作の登場人物はみんな子どもっぽい。

ゲームの操作感覚はよい。ストーリーは粗雑。繰り返しプレイすると人間性を破壊されそうだ。


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メタルギア ライジング リベンジェンス (PS3)