レビュー  2012年07月02日  に発表された 

東野圭吾ミステリー 浪花少年探偵団 (TBS/全12話)
Naniwa Shonen Tantei-dan

3ツ星

じゃりン子チエが大人になったら

本作のファンである宮部みゆきは、頭の回転が早く、人情に厚く、喧嘩も強いしのぶセンセは、漫画『じゃりン子チエ』のチエが大人になった姿を連想させると語っている。言われてみると、そのとおり。チエちゃんはホルモン屋を継がず、先生になったのか。そう考えると親しみが一気に深まり、「おやおや、大きくなったね」「きれいになったね」と言いそうになる。
多部未華子は声が印象的だった。キンキン頭に響くのだが、そこがまた教師っぽい。よく見れば美人だが、ふだんはそう見えないところも素晴らしい。ぴったりの逸材だ。生徒たちの演技力も申し分なく、毎回楽しく見ることができた。

最終回だけ不満。無理してスケールを大きくするから、本作が得意とする領域から外れてしまった。卒業の挨拶も冗長だ。しのぶセンセの気持ちはわかるんだけど、説教臭いのは閉口だ。修平があっさり振られてしまうのはリアルだった。転勤を理由にしているが、そうじゃなさそう。テレビドラマのヒロインに、ここまで完璧にふられた男も珍しい。

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東野圭吾ミステリー 浪花少年探偵団 (TBS/全12話)