映画 ひみつのアッコちゃん Himitsu no Akko-chan The Movie

2012年 日本映画 2ツ星 主人公は子ども 変身 魔法少女

大人が見るものじゃないが、子どもに見せたくもない

みなさん、名演技だね。アッコちゃんが変身した姿は、基本形の綾瀬はるかを含め、みんな子役のイメージが重なっている。天真爛漫な少女が、閉塞した大人の社会に風穴を開けるプロットも悪くはない。しかし映画はつまらなかった。ストーリーが陳腐すぎる。子ども番組の新春スペシャルなら文句ないが、大人が劇場に足を運んでみる内容じゃない。

ところで尚人は、温度で色が変わる口紅の開発に失敗したのだろうか? あれほど才能があって、10年もあれば取締役になってもおかしくない。なのになぜ面接官をしてるのか。しかも企画開発に関係なさそうな、美女ばかりの面接だ。バブル期ならいざしらず、美女を正社員として雇う必要はないだろう。なんだか幻滅してしまった。
面接会場では、双方にバイアスがかかってしまう。再会するなら、入社後の廊下で十分だった。

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