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[レビュー2011年11月02日に発表された 

アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス (PS3)

Uncharted 3: Drake's Deception

実写映画をしのぐ迫力

2作目以上に進化したグラフィックに圧倒される。家庭用ゲーム機でここまでの表現が可能になったのか。キャラクターの表情も豊かで、実写と見まごうレベル。とりわけ驚いたのは下記ステージ。

#2,3 コロンビア市街地での追いかけっこ。めちゃくちゃ興奮した。
#8,9 シリア城塞での銃撃戦。これほど広い範囲を描画できるとは。
#10-16 荒波にもまれ、沈みゆく豪華客船。『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)をゲームで再現できるぞ。
#17 墜落する輸送機からの脱出劇。もう実写のアクション映画はいらないな。

例によってボリューム過多。ここまで作り込んだステージを、ただ通り抜けるだけなんてもったいない。シーンの興奮は絶大だが、一本道であることに変わりはなく、映画として繰り返し見るのはいいが、ゲームとしてあれこれ試す余地は乏しい。もったいない。本当にもったいない。

ストーリーも長いけど、おもしろい。ネイトとサリバンは、ありそうでなかったコンビだ。ネイトがドレイクの子孫でなくても、サリーが父親でなくても、2人の絆は変わらない。キャラクターがとても魅力的だ。
今作の敵となるキャサリン・マーロウも、いやらしく、かっこいい。夏木マリの声にしびれる。これほどの大物を使い捨てするのはもったいない。ぜひ復活してほしい。

3作目は銃撃戦もたっぷりあるが、格闘も充実している。おもしろいけど、戦うゲームはほかにもあるから、アンチャーテッドでなくてもいいのではないか。それよりストーリー分岐がほしい。しかしながら、そういう「ややこしさ」を省いたところがアンチャーテッドの魅力だから、これはこれで正しいのだろう。

グラフィックの迫力は繰り返し強調しておきたい。本当にすごいゲームが出てきたもんだ。

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