レビュー  2012年03月09日  に発表された 

キャビン
The Cabin in the Woods

4ツ星

ホラーを楽しむ感性を暴く

馬鹿な行為で惨殺される若者たちは、ホラー映画の醍醐味である。観客は神の視点で彼らを見下ろし、「そんな危ないところに入るから!」「なぜそこでセックスする!」「揉めてる場合か!」などと嘲笑する。しかしそれが仕組まれたものとすれば、笑いも凍る。
尻軽は髪に催淫剤を塗布されていた。金髪に染めた時点で、抗いがたい運命が決まっていた。髪を染めたことさえ、誘導された可能性が高い。「自分はだまされない」と言える人がいるだろうか?

やがて観客は若者たちを応援し、スタッフの破滅を望むようになる。それはおそらく、本当の「観客」も同じだろう。被害者と加害者の相似関係がおもしろい。
the Whore (尻軽), the Athlete (戦士), the Scholar (学者), the Fool (愚か者), the Virgin (処女)というロール区分もうまい。見えない壁のようなSF要素の使い方もよかった。

それからデイナ役のクリステン・コノリーが可愛かった。本当に処女か、気になってしまったよ。

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