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[レビュー2013年03月09日に発表された 

ドラえもん(33) のび太のひみつ道具博物館

Doraemon: Nobita no Himitsu Dougu Museum

明らかな犯罪

盗まれた6つの道具に、どんな意味があるのか? ドラえもんの鈴、ビッグライト、フエルミラー、独裁スイッチ、救いの手、虫のしらせアラーム。途中で修理に出されたガリバートンネルを含め、どんな使い方があるか、それを封じる目的はなにか推理したが・・・真相を聞いてがっかり。共通項がないのはいいが、工場でペプラー博士の捕物があったなんて知らなかったから、推理しようがない。いんちきだ。
逆算して考えると、映画のストーリーを進めるために必要な物を盗んでいただけだった。手がかりレンズがコピーロボットではなくナゾナゾを映したのも、怪盗DXが犯罪予告する理由が「仕様」だったのも、制作上の都合でしかない。そんなの推理したくない。

クルトの罪はどうなるんだろう? 彼は勤務先で脅迫と窃盗を繰り返したわけで、その罪は「冷蔵庫に潜り込んだ写真をアップロードする」レベルじゃない。ペプラー博士も犯罪者であり、ペプラーメタルの有用性も証明できてない。どうやっても言い逃れできない罪状だけど、逮捕される気配はない。これは倫理的によろしくない。

マスタード警部と怪盗DXの道具対決はおもしろかった。ひみつ道具の相克が出てきたので、道具の使い方に注目してしまったが、罠だった。あるいは、深いことは考えていなかったのか。どうにもすっきりしない映画だった。


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