レビュー  2013年07月12日  に発表された 

GATCHAMAN CROWDS / ガッチャマン クラウズ (全12話+特別編)
GATCHAMAN CROWDS

4ツ星

答えを示してはいけない

ぜんぜん「ガッチャマン」じゃないが、それはいい。問題はテーマが多すぎて、消化不良に終わったこと。実質11話しかないのに、前半は謎の怪物(MESS)、中盤はソーシャルネットワーク(GALAX)、後半は宇宙人(ベルク・カッツェ)と戦って、すべてに決着がついていない。最終回も抽象的だ。とにもかくにも演出が足りなかった。

  • 正体不明の正義のヒーローを信じていいのか?
  • 物事を感性で即決するはじめに追従していいのか?
  • 異次元生物とのコミュニケーション、共存は可能か?
  • A.I.が十分に発達した場合、人間による統治に意味があるのか?
  • A.I.による統治を受け入れた場合、それは修正可能なのか?
  • ヒーローは安全装置として必要ではないか?
  • なにもかも公表することが正しいのか?
  • 異物を排除せず、共存するにはどうしたらいいか?

どれも人類史上はじめて直面する難問ばかりだが、はじめはホイホイ答えを示してしまう。話数が少ないせいもあるが、これじゃテーマが軽く見える。もっと考え、もっと悩み、もっとまちがえるべきだ。

あれもこれも詰め込みたい気持ちはわかるが、結果として作品の完成度を下げてしまっている。第2期もあるらしいので、制作者の成長に期待したい。

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思考回廊 レビュー
GATCHAMAN CROWDS / ガッチャマン クラウズ (全12話+特別編)