2ツ星

「火をつけるのは家畜展示館の裏だと言ったはずだ!」

あらすじ

パーカーは天才的な犯罪者。彼は、1.悪人の金しか奪わない 2.悪人しか殺さない 3.仕事は完璧に美しく、という3つのルールを自分に課していた。
ある日、パーカーは4人組に裏切られて瀕死の重傷を負った。復讐を誓ったパーカーは、4人組がパームビーチにいることを突き止め、現地に赴く。
そこで調査していると、不動産仲介会社の社員・レスリーが、パーカーが犯罪者と知った上で協力を申し出てきた。まともに働いても成功しないと悟った彼女は、犯罪の分け前に期待したのだ。
4人組は資産家の宝石を強奪したので、パーカーはそのアジトに突入し、4人組を制裁して宝石を横取りした。
しばらく時間をおいてから、パーカーはレスリーと、自分を助けてくれた農夫に、たっぷり謝礼を払った。

ストーリーはシンプルだけど、今ひとつ盛り上がらなかった。パーカーに彼女がいたため、レスリーと恋人同士になれなかったことが痛い。レスリー視点のシーンは多いが、すでに優雅な仕事をしている彼女が、このままじゃ成功できないと絶望する理由は見当たらない。とどのつまり、汗水垂らして働くより強盗の分け前をもらう方がいいという、ただの小悪党でしかない。レスリーに色目を使う警官も気持ち悪いし、パーカーを受け入れるレスリーの母親も正体不明だ。
パーカーは悪人の金しか奪わないそうだが、宝石を競売に出した資産家が悪人だったという描写もない。このへんもツメが甘い。

「死ぬときは死ぬんだ。自分では決められない。仕事の上では取り決めに従うのが鉄則だ。それが破られれば秩序のない中に身を置くことになる。それを誰が望む?」
「7時以降はコーヒーを飲まない」

といったセリフはかっこいい。
もっとシンプルにまとめてみた。

妄想リメイク

不動産仲介会社の社員レスリーは有能だが、前科があるため出世できずにいた。それは弁護士が勝手に司法取引した結果だが、記録されてしまったため、どうにもならない。レスリーは自殺を考えるほど絶望していた。

ある日、レスリーは顧客の資産家が犯罪者パーカーであることに気づく。パーカーは、1.悪人の金しか奪わない 2.悪人しか殺さない 3.仕事は完璧に美しく、という3つのルールを自分に課している。彼は、自分を裏切った4人組に復讐すべく、パームビーチを調査していたのだ。レスリーは、パーカーに協力を申し出る。パーカーは、「おまえが悪人になったら殺す」と警告する。

4人組は死んだ資産家の宝石を奪おうとしていたので、パーカーとレスリーはこれを横取りする計画を立てる。レスリーの知識によって、パーカーの計画は完成度が高まる。

4人組の1人は、レスリーに罪を着せた犯罪者だった。レスリーは自分の手で殺そうとするが、パーカーに「悪人になるな」と止められる。いくつかトラブルはあったが、強奪に成功。パーカーはレスリーに分け前をたっぷり払う。レスリーは分け前より、パーカーに着いていきたいと言うが、拒否される。
まとまったお金で再出発したレスリーは、自分がやりたかった仕事を手に入れるのだった。

これだとパーカーが主役じゃないから駄目かな?

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