ゲットバック Stolen
2012年 外国映画 2ツ星 主人公は犯罪者 泥棒 誘拐ケイジはいい人、疑うな。
あらすじ
モンゴメリーは仲間たちと銀行強盗を働くが、逮捕される。このとき盗んだカネは行方不明となる。
出所した日、愛娘を誘拐されてしまう。かつての仲間が身代金10億円を要求。リミットは12時間。
モンゴメリーはカネをもっておらず、犯人をごまかしつつ娘の行方を追う。タクシーで移動しているようだが、捉えきれない。警察も信じてくれない。モンゴメリーはふたたび強盗を働いて、そのカネで娘を取り戻そうとする。
娘を取り戻し、犯人をやっつけたモンゴメリーは、平穏な暮らしをはじめる。あとで見つかった金塊も着服しなかった。それを見て刑事も追求をやめた。
モンゴメリー(ニコラス・ケイジ)は改心したのか?
犯人(ヴィンセント)は単独犯か?
モンゴメリーに協力する仲間、モンゴメリーを追うFBIは、見たまんまの人物か?
などと考えながら見ていたが、そういう映画じゃなかった。単純なアクション映画。ケイジは卓越した判断力と行動力で、危機的状況を突破していく。逮捕されていたけど、基本的に善良。やましいことナシ。
序盤はハラハラ感を楽しんでいたが、指の骨を外して手錠を抜けたあたりでどうでもよくなった。
そして怒涛のハッピーエンド。もう、なにも言えません。
ケイジに協力するタクシー運転手がおもしろかった。あのままバディになってほしかった。