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[レビュー2007年08月24日に発表された 

ローグ アサシン

War / Rogue Assassin

致命的な勘違い

 ジェット・リーとジェイソン・ステイサム。2大アクションスターの共演でありながら、驚くほど盛り上がらない。それぞれのアクションシーンがまったく足りてない。とにかく2人のガチンコバトルが見たいんだ。近接戦闘ではジェット・リーが一枚上手で、銃弾も避けやがるが、ジェイソン・ステイサムも地形や小道具を活かして追い詰める・・・みたいな。アクションさえあれば、戦う理由なんていらない。しかしアクションがないため、ストーリーや世界観のアラが目についてしまう。

 おまけに私は、トム・ローン(テリー・チェン)をジェット・リーと誤認してしまった。だからジェット・リーが出てきても、トム・ローソンが生きていたと早合点。ジェイソン・ステイサムがジェット・リーの顔を見て相棒と気づかないのも、演出上の成約としか思わなかった。

 いずれにせよ、トム・ローソンの「ローグを射殺した」という証言は信用できず、なんらかの理由でローグ(ジェット・リー)に扮しているようだ。すると、2人はグルで、マフィア撲滅のため芝居を打ってる可能性がある。それならラスボスに命じられ、2大スターが激突し、相打ちになったと見せかけ逆転・・・なんて展開もある。
 などと思っていたが、ぜんぜんちがった。なにこのカタルシスのないエンディング。がっかり。

 こんな映画を見たかったんじゃない。

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