シャイニング The Shining

1980年 外国映画 3ツ星 密室 幽霊 狂気 @S.キング

雰囲気はこわい。

あらすじ

主人公ジャック・トランスは小説家志望の中年男性。豪雪で閉ざされるホテルの管理人職を得て、妻と息子を連れて移り住む。このホテルでは、精神に異常をきたした管理人が家族を惨殺する事件が起きていた。息子ダニーには「シャイニング」という能力があって、ありえないものが見える。
ホテルでの滞在がはじまり、ジャックは徐々におかしくなっていき、妻子に襲いかかる。

まだなにも起きてないのに、「うわー、こわいことが起きそう」って雰囲気がたまらない。広大なホテルに3人家族だけ。たまらない。
ちらっと見えるぶんにはいいが、ホテルの一室で誘惑する女性など、明瞭な姿が見えると興が削がれる。しかしジャック自身がおかしいので、次の展開が読めない。引き込まれる。

しかし結局、「シャイニング」がいかなる能力で、この物語でどんな意味を持っていたのか、要領を得ないまま終わる。ラストの解釈は人それぞれというより、なんも考えてない感じがする。まぁ、原作から乖離して原作者が起こったらしいから、原作を読めばわかるのかもしれない。とはいえ、あまり興味はわかない。

とにかく雰囲気がよかった。

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